香港デスクから、五分で読む夜の動き。

夜の市場

ニューヨークは水曜、下落して引けた。S&P500種は7,706.03(−0.75%)、ナスダック総合は26,936.04(−1.13%)。欧州も同じ方向で、DAXは25,410.63(−0.66%)、FTSE100は10,705.26(−0.03%)。下げた夜は下げたと書く。値段から読めない理由を、本欄は値段に添えない。

アジアと欧州

今日の主役は東京である。日本時間9時、香港時間8時に現物市場が開き、9月18日金曜日以来はじめて値段がつく。三日連続の休場が明け、日銀が18日に決めた1.25%程度の新しい方針の下では最初の現物取引になる。ティッカーの日経平均65,018.73は金曜の終値である。隣の+1.38%は一週間前の記録で、今朝のものではない。開いていない市場の値段を本欄は書かない。香港は水曜24,834.13(−1.01%)で引けた。

為替・金利・商品

米10年債は5.11%。昨日の朝に本欄が読んだ4.955%から約15ベーシスポイントで、今月三度試して三度とも戻された5%の上に、今回は留まっている。ドル円は157.92(+0.41%)、ドル香港ドルは7.8438(−0.02%)で、連動相場制のバンドの強い側にある。ユーロは1.14110(−0.69%)、ポンドは1.32763(−0.88%)——ドルの日である。WTIは92.24ドル、金は4,292ドル。どちらも変動欄が空欄で、水準であって値動きではない。

今日の見どころ

東京の現物が18日以来はじめて値段をつける日であり、日銀が18日に定めた1.25%の下で最初の日である。見るべきは寄りではなく引けだ。寄りは、値段のなかった三日分を一度の取引で消化する。65,018.73と並べて比べられる数になるのは、引けの値段である。次は日銀日程の10月1日——18日の会合の「主な意見」だ。

一数字

2.993%——財務省の国債金利情報ファイル(令和8年9月分)にある、10年債の最後の値段である。基準日は9月17日。18日の行はこの朝までに更新されておらず、21日から23日は現物市場が開かなかった。東京の長い端には、18日以降、値段がひとつもない。

一読

本誌マーケット面が9月20日に書いた〈日銀1.25%と長期金利3%——1996年以来、東京は3日間値段をつけない〉は、日銀が18日に公表した文書の脚注——「新たな金融市場調節方針は、翌営業日(9月24日)から適用する」——を読み、その翌営業日が木曜になるのは21日から23日が休みだからだと指摘した。日銀自身の文書が、東京の三連休を先に前提にしていた。今日がその24日である。