夜の市場

東京の値段は木曜まで止まる。日銀は18日、政策金利を「1.0%程度」から「1.25%程度」へ、7対2で引き上げた。新しい金融市場調節方針は9月24日に効き始める。決定を東京が値段にしたのは金曜の現物一日だけで、日経平均は65,018.73(+1.38%)で引けた。それが、次に値段がつく木曜24日までの最後の値段である。

週末の画面は金曜で止まったままだ。ドル円は157.89——きのうの当欄と同じ水準で、変動欄の+1.41%は盤の計算であり、週末にそれを支える取引はない。米10年債は5.00%(+1.24%)、金曜の米国現物はS&P500種7,650.50(+0.17%)、ナスダック総合26,522.55(+0.39%)。

アジアと欧州

金曜に引けたきり、どちらも新しい値段を出していない。強いのはアジア:日経平均65,018.73(+1.38%)、ハンセン24,750.79(+0.60%)。弱いのは欧州で、開きは大きい:DAX 25,304.06(−1.60%)、FTSE100 10,659.13(−1.45%)。

為替・金利・商品

為替は全部金曜の値のままだ:ユーロドル1.1460、ポンド1.3344、ドル香港ドル7.8449(7.75〜7.85の弱い側)。WTIは96.08ドル、金は4,379ドル——変動欄が空なので水準だけを記す。週末に値がついたのは暗号資産だけで、動きも小さい:ビットコイン81,232(+0.12%)、イーサ2,631.50(+0.49%)。

今日の見どころ

日曜日は、当デスクが追う市場がすべて閉じている。月曜はニューヨークと欧州が戻る。東京は戻らない——現物は月曜が敬老の日、火曜が祝日法第3条第3項による休日、水曜が秋分の日だ。大阪取引所の祝日取引は三日とも開いており、指数先物には値がつく。だが国債先物は対象外である。日銀の決定がいちばん効く市場は、木曜24日まで暗い。方針が効き始める日と、東京が次の値段をつける日は同じ日である。

一数字

9月24日——日銀の新しい方針が効き始める日であり、東京の現物が次の値段をつける日である。財務省の国債金利データは、10年債が15日に3.028%をつけ、17日に2.993%へ戻したところまで公表されている。18日の値はまだ出ていない。

一読

5%という水準を国内の投資家の側から分解した稿がある。本誌マーケットの〈5%の米長期金利——円キャリーの燃料とデュレーションのコスト〉は、書かれた9月13日の時点で、次の焦点として日銀の9月17〜18日の会合を挙げていた。会合は終わり、政策金利は1.25%になった。あとは木曜に東京が値段をつける番である。